こんにちは、エンジニアにょけん(@nyoken_box)です。

こんな疑問を持つあなたのために、Webアプリケーションの概要・仕組み・具体例をご説明します。
Webアプリケーションについて理解を深めると、自分がどんなものを開発できるのか想像がつきやすいでしょう。
Contents
Webアプリケーションとは?

Webアプリケーション=「Web(インターネット)を通じて、人々の要望を解決するサービス」と考えていただければOKです。
例としては、以下のようなものが挙げられますね。
- Facebook・Twitter・LINEなどのSNS
→「手軽にコミュニケーションを取りたい!」という要望を解決 - 食べログ・ぐるなび
→「お食事処の情報を収集したい!」という要望を解決 - Airbnb
→「安く宿泊したい!」「自宅を固定収入を得たい!」という要望を解決
現代のWebアプリケーションの特徴としては、ユーザー個人に合わせたサービスを提供している点ですね。
例えば、食べログには「会員登録機能」がついていて、 ユーザーごとに「行きたい店!」などのカスタマイズが可能です。
テレビや雑誌で気になるお店を見つけて、手書きでメモするみたいなアナログ手法ではなく、Web上で完結してしまうんですね。
つまり、Webアプリケーションとは、インターネットを通じて提供されるサービスそのものとも言い換えられます。
Webアプリケーションの仕組みは?

Webアプリケーション=「Web(インターネット)を通じて、人々の要望を解決するサービス」と説明しましたが、そのサービスはどのような仕組みで実現できるのでしょうか?
例として、「食べログで銀座の有名寿司店『すきやばし次郎』を見る場合」を、超カンタンに図解してみます。
- 「すきやばし次郎」の情報ページをタップ!
- 「すきやばし次郎」に関するデータ頂戴!
- 「すきやばし次郎」のデータだよ!
- 「すきやばし次郎」の情報ページ作ったよ!
- 「すきやばし次郎」の情報を見やすくするよ!
ここでは、サーバー=「情報の保管&提供者」、ブラウザ=「Webページをキレイに見せるツール」とお考えください。
ご覧いただくとわかる通り、Webアプリケーションは、パソコン・スマホからサーバーに必要なデータを要求し、取得したデータをブラウザでキレイに表示するという仕組みで動いています。
サーバーとブラウザについては以下のページで詳しく解説しているので、興味があればどうぞ。
ちなみに、パソコン・スマホからは「データをくれ!」と要求するだけでなく、「データを登録してくれ!」というお願いもできます。
例えば、「『すきやばし次郎』が気になるので、お気に入りに登録した」としましょう。
すると、以下のような動きをします。
- 「すきやばし次郎」のお気に入りボタンタップ!
- 「すきやばし次郎」をお気に入りにしてくれってさ!
- 「すきやばし次郎」のデータを更新したよ!
- 「すきやばし次郎」をお気に入りリストに入れたよ!
- 「すきやばし次郎」のお気に入り登録完了を知らせるよ!
こんな感じで、あなたが何か操作するたび、データ保管庫であるサーバーにアクセスし、情報を取り出したり登録したりしているんですね。
そして、そのデータ操作を、ブラウザでキレイに整えて画面表示しています。
次章では、今の話を技術的な用語でまとめてみましょう。
「クライアントサイド」と「サーバーサイド」

前章では、Webアプリケーションでは何か操作をするたび、パソコン・スマホからサーバーにアクセスするとお伝えしました。
これを技術的な用語で表すと、パソコン・スマホを「クライアントサイド」、サーバーを「サーバーサイド」と呼びます。
もう少し、詳しく説明しますね。
クライアントサイド
あなたが使っているパソコン・スマホを、ITの世界では「クライアント」と呼びます。
より正確にいうと、あなたが実際に見ることができる領域のこと。
例えば、パソコン・スマホの画面上に配置されているボタンや、テキスト入力フォームなどですね。
では、サーバーサイドとは何でしょうか。
サーバーサイド
「クライアントサイド」の逆で、あなたが見ることができない領域のことです。
わかりにくいので、具体例を示しましょう。
例えば、通販でボールペンを買う場面を想像してください。
「ボールペンを選んでいざ購入!」となった時、お届け先としてご自身の住所を入力しませんか?
この入力フォームは目に見えているので、先ほど説明した「クライアントサイド」にあたります。
ただ、入力後に「購入する」などのボタンを押した際、お届け先の情報がサーバーに登録されるんですね。
この「サーバーに登録される」という動きは、あなたの目には見えません。
これが、サーバーサイドと呼ばれる領域です。
Webアプリケーションの例・仕組みまとめ

まとめます。
Webアプリケーションとは?
「Web(インターネット)を通じて、人々の要望を解決するサービス」
→例:食べログ・Twitter・Airbnb
Webアプリケーションの仕組みは?
①クライアントサイドからサーバーサイドに対し、データの取得・登録を要求
②ブラウザを介してユーザーに表示する
あなたも痛感しているでしょうが、社会のIT化は今後もどんどん進みます。
特に、Webアプリケーション開発市場は、今からがアツい時期。
しかし一方で、エンジニアは圧倒的に不足しています。
つまり、Webアプリケーション開発ができれば、人生を豊かにできるんですよ。
それはもちろん経済的にもです。
エンジニアの平均時給は2000円を超え、5000円以上の人も珍しくないですからね。
あなたも興味があれば、ぜひエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか?
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にょけん