こんにちは、エンジニアにょけん(@nyoken_box)です。

こんな風に思ったこと、ありませんか?
調べてみても、【初心者向け!】とか言いながら、いきなり「HTMLがどうの〜」「クライアントからのアクセスが〜」的な謎の単語ばかり。
そんなあなたのために、現役エンジニアがサーバーについてわかりやすくまとめました。
サーバーとは?
ひとことで言うと、サーバー=「データの保管と提供を行うコンピュータ」で、基本は会社ごとにサーバーを持っています。
例えば、Amazonは「Amazonのデータを保管しているサーバー」を持っているわけですね。
では、サーバーは実際にいつ活躍しているのでしょうか?
一例を示します。
例えば、あなたが「Amazonでイヤホンを買いたい!」と考えたとしましょう。
もちろん、スマホやパソコンでAmazonのサイトを見ますよね?
こんなページが現れるはずです。

この時、実は裏側では、スマホからAmazonのサーバー(データの保管&提供担当コンピュータ)に対して、「サイト見せてください!」ってお願いしているんですよ。
で、サーバーはお願いを受けて、スマホにデータを渡してあげます。
その結果、先ほどのこの画面が現れるんですね。

さらに、今はイヤホンが欲しいので、検索窓に「イヤホン」と入力します。
すると、またスマホから「イヤホンに関連したページをください!」というお願いが行き、Amazonのサーバーはイヤホンの情報をくれます。

こんな感じで。
今の説明を図にすると、以下のような具合です。
シンプルですね。
だいたいこんな感じで思っておけば大丈夫です。
ちなみに、アクセスしてから画面が表示されるまで、下の画面みたいにちょっとした待ち時間がありませんか?

実はまさにこの時、スマホがサーバーに「このページくれ!」と要求し、サーバーがページを渡しているんですね。
サーバーには種類がある
サーバーと一口に言っても、いろんな種類があります。
- Webサーバー
- メールサーバー
- DNSサーバー
- ファイルサーバー
- FTPサーバー
- etc…
今回は、身近な「Webサーバー」「メールサーバー」だけ説明しますね。
Webサーバー
Webサイトを保管しているサーバーです。
先ほど説明に用いたAmazonのサーバーは、「Webサーバー」にあたりますね。
ちなみに、今ご覧いただいているこのページも、僕のブログを保管しているWebサーバーに保管されているものです。
ブログを書いている方は、業者と契約してサーバーを個人で保有していることが多いですね。
メールサーバー
メールの送受信に使われるサーバーです。
メールって実はいろいろと決まりごとが多いので、Webサイトとは別にサーバーが必要なんですね。
なので、メールをサービスとして提供している会社は、メールサーバーを準備しています。
例として、GoogleとYahooをあげてみましょうか。
- 【Google】
Google検索のデータ→Webサーバーに保管
Gmailのデータ→メールサーバーに保管 - 【Yahoo】
Yahooニュースのデータ→Webサーバーに保管
Yahooメールのデータ→メールサーバーに保管
GoogleもYahooも、Webサーバーとは別にメールサーバーを用意しているわけです。
なので、あなたがGmailを見るときは、パソコン・スマホからGoogleのメールサーバーに要求が行っています。
ちなみに、あなたは社用メールアドレスって持っていますか?
ABC社に勤めている山田太郎さんであれば、「taro-yamada@abc.co.jp」的なやつですね。
あれも、ABC社が独自にメールサーバーを持っているためメールの送受信ができるんですよ。
他にも、大学生の方は大学のアドレスとか持っていたりしますね。
パソコン初心者向け!サーバー概要まとめ
おさらいしましょう。
サーバー=「データの保管と提供を行うコンピュータ」でした。
で、サーバーには種類があって、「Webサーバー」「メールサーバー」などがあります。
WebサーバーにはWebサイトのデータ情報、メールサーバーにはメールのデータ情報が入っていて、パソコン・スマホからの要求内容に応じてアクセスするサーバーが変わるんですね。
- 「Amazonでイヤホン買いたい!」→AmazonのWebサーバーにアクセス
- 「新たに受信したGmail見たい!」→Googleのメールサーバーにアクセス
まぁ、「パソコン・スマホでインターネットにアクセスするときは、サーバーってコンピュータから情報をもらっているんだなぁ」と思っておけばOKです。
他にも漠然としたIT用語の解説をしているので、よろしければご覧ください↓
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にょけん
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