こんにちは、エンジニアにょけん(@nyoken_box)です。
パソコンにおける「ファイル」と「フォルダ」の違いって、案外分かってない人多いですよね?
さらに、「ディレクトリ」なんて言葉も、ときどき聞くかもしれません。
エンジニアになったので自然と覚えましたが、そうでなければ僕も怪しいです。
てわけで、「ファイル・フォルダの違い」と、「ディレクトリってなんぞや?」という部分について紹介しますね。
ファイルとは?
超シンプルに説明すると、ファイル=コンピュータにとって分かりやすい形でまとめたデータのことです。
データには「画像・音声・動画」のように種類がありますよね?
これらを、コンピュータで識別できるように
- このデータは画像だよ
- このデータは音声だよ
- このデータは動画だよ
- このデータはエクセルだよ
といった具合に仕分けしているんですよ。
そして、その仕分けには「拡張子」というものを使っています。
拡張子は、ファイル名の末尾「.」以降に付いている文字列のこと。
画像をパソコンに入れたとき、「○○.jpeg」みたいな名前で出てきませんか?
その「.jpeg」が拡張子です。
- 「.jpeg」→写真データ
- 「.mp3」→音声データ
- 「.mp4」→動画データ
- 「.xlsx」→エクセルデータ
- 「.pptx」→パワーポイントデータ
- 「.doc」→ワードデータ
- 「.txt」 →文字データ
コンピュータは、この拡張子を見て、ファイルが何者かを判断しているんですね。
例えば、「運動会」というファイルを作った場合、これだけだとコンピュータはこのファイルが何か判別できません。
運動会の写真であれば「運動会.jpeg」、運動会の動画であれば「運動会.mp4」などの名前にしてあげる必要があるんですね。
もちろん、この辺りのネーミングは機器が自動的にやってくれます。
iPhoneで写真撮って、いちいち自分で「.jpeg」とか名前変更してたらメンドクサイですからね。
フォルダは、ファイルを整理するための袋
簡単に言うと、フォルダ=ファイルを整理・保管するための袋です。
先ほど、データの種類ごとに「ファイル」という単位で保存するとお伝えしました。
しかし、ファイルの数が増えると、ゴチャゴチャしてきますよね?
そこで、「フォルダ」という袋を用意して、ファイルを保管するわけです。
例えば、あなたが友達と沖縄旅行に行ったとしましょう。
旅行前後では、いろいろなファイルが作られます。
- スケジュールを記載したエクセル→エクセルファイル
- 旅行のしおりとして作ったパワーポイント→パワーポイントファイル
- 首里城で友達と撮った写真→画像ファイル
- 美ら海水族館で録画した魚の映像→動画ファイル
これらをバラバラで保管するのは非効率ですね?
ですから、「沖縄旅行」という名前の袋を用意して、その中に全部入れちゃう。
これが、フォルダの発想です。
さらに、フォルダの中にフォルダを入れることもできます。
今の例で言うと、「沖縄旅行」という袋の中に、「美ら海水族館」という小さな袋を作るイメージ。
あるいは逆に、「旅行」という巨大な袋に「沖縄旅行」という袋を入れることもできます。
このように、フォルダを用いることで、ファイルの整理ができるわけです。
フォルダとディレクトリは同じ意味
フォルダ=ディレクトリです。
全く同じ意味。
呼び方の違いだけですね。
「トイレ」と呼ぶか「お手洗い」と呼ぶかみたいな感じ。
同じ機能なんだけど、WindowsとMacで呼び方が違ったりした名残で、今も両方使われているみたいですね。
ファイル・フォルダ・ディレクトリまとめ
ファイル・フォルダ(ディレクトリ)には、以下のような違いがありました。
- ファイル→拡張子を用いて、コンピュータに分かりやすい形にしたデータ
例:「.jpeg」→写真データ、「.mp3」→音声データ - フォルダ→ファイルを整理・保管するための袋
- ディレクトリ→フォルダと同じ意味
意外と簡単ですよね?
パソコンが苦手な方に、なんとなく理解してもらえたら幸いです。
また、本ブログでは、他にもあいまいなIT用語について解説しています。
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