こんにちは、音楽漬け人間にょけん(@nyoken_box)です。
エレキギターを初めて少し経つと、欲しくなるのがエフェクター。
中でも、歪み系エフェクターはギタリストの必須アイテムです。
ギターの音をザラつかせる効果があるよ。
ザラつきの強さによって、以下の3種類に分かれるんだ!
(右に行くほど、ザラつき度が抑え目)
ファズ>ディストーション>オーバードライブ
これがあれば、簡単にギターの音をプロっぽくできちゃうんですよ。
僕もギターを弾いては「なんかCDと音が違う…」と悩んでいましたが、歪み系エフェクターを買って解決しました。
初心者ギタリストの皆さん、エフェクターがほしくなってきたでしょう?
でも、初めて買う人は「種類がありすぎて分からない…」と困るはずです。
今回は、そんな悩める仔羊様たちに、歪み系エフェクター購入の初手を伝授いたします。
Contents
初めての歪み系エフェクターは【BOSS BD-2】を選んでおけばOK
いきなり結論から書いてしまいましたが、最初の1つ目は【BOSS BD-2】に限ります。
BDはブルースドライバーの略で、ブルースに適したオーバードライブということ。

と言いたい気持ちもわかりますので、先にお答えしておくと、ブルース以外のジャンルにも全然使えます。
というのも、設定次第で歪みのニュアンスを幅広く変えられるんです。
その点については後で触れるとして、まずはなぜ初心者にこのBD-2がおすすめか、理由を3つ書いていきます!
おすすめ理由①出せる歪みの範囲が広い
一般的なポップやロックであれば、この1台でカバーできます。
例外はメタル。
あれは別物なので、もっと激しい歪み系エフェクターを選ぶ必要があります。
(メタラー向けの歪み系エフェクターについても、機会があれば書きます。)
では、どこまでカバーできるのか、2分弱の動画を見てみましょう。
歪みのニュアンスが変わるポイントは以下の通り。
- (0:00~0:39)骨太でブルージーなロックサウンド
- (0:39~0:57)鋭くて歯切れの良いロックサウンド
- (0:57~1:27)哀愁漂うクランチサウンド
どうでしょう。この1分半の間に、あなたの出したい音があったのではないでしょうか?[wp-svg-icons icon=”cool” wrap=”i”]
哀しいサウンドから激しいサウンドまで、応用範囲が広いです。
特に、(0:57~1:27)みたいなクランチサウンドを出せるのが【BOSS BD-2】の強みですね。
他の歪み系エフェクターは、(当たり前だけど)「歪ませる」ことを目的にしているので、激しいサウンドしか出せないんですよ。
この「クランチ=軽い歪み」という痒いところに手が届くエフェクターは意外と少ないです。
その割に、邦楽洋楽問わず、クランチサウンドは多用されています。
「Aメロ・Bメロは抑え目なクランチギター→サビで一気に激しいロックギター」みたいなパターンが曲の定石になっていますからね。
BD-2が2台あれば、1曲の中で「クランチ→激しいサウンド」も実現可能なわけですよ。
というわけで、1つ目のおすすめ理由が「出せる歪みの幅が広い」でした。
おすすめ理由②:値段が安い
初めて買うのであれば、様子見として「まずは安いのから…!」って思いますよね?
その考え、賛成。
高い買い物して後悔するほど、虚しいことはないですからね。
【BOSS BD-2】の値段は新品で9,720円です。
「え…?高くない?」と思うかもしれませんが、エフェクターは基本1万円を超えます。
ですから、かなり安いと考えてよいでしょう。
ちなみに、BOSSのエフェクターは新品で買ったほうが良いです。
ヤフオクやメルカリで買うと、割とすぐぶっ壊れたり、不備があったりするので。
BOSSのエフェクターって定番商品なので、中古でも割と良い値段で売れるんですよね。
それもあって、明らかな不良品が出回っていることも多々あります。
見た目がキレイでも、つまみを回したときにガリガリ音がしたりとか。(経験済み)
何度も同じ失敗を繰り返してきたので、ここでは声を大にして言います。
BOSSのエフェクターは新品で買うに限る。
(コレクション目的や廃盤製品はこれに限りませんが)
1万円以下で理想の音が手に入ると考えれば、妥協しないほうが良いですよね。
というわけで、おすすめ理由の2つ目は「値段が安い」でした。
おすすめ理由③操作が簡単
【BOSS BD-2】は、「3つのつまみ」をいじるだけで音作りができます。

左から、以下の機能を持っています。
- LEVEL:音量の強さ
- TONE:音の高さ
- GAIN:歪みの強さ
いすれも右に回すほど、強さ/高さが上がります。
初めて見る人は、「3つもあると難しそう…」と思うかもしれませんが、逆です。
つまみは、少なすぎても、多すぎても、扱うのが難しいんですよ。
つまみが1つだと、細かい調整ができません。
反対に、つまみが5つも6つもあると迷走します。
その点、BD-2の「3つ」は適度に操作しやすいんですよ。
初心者でも、3つのバランスを直感的に考えて扱える。
というわけで、おすすめ理由の3つ目は「操作が簡単」でした。
BOSS BD-2は多くのプロアーティストに使用されている
【BOSS BD-2】は、クオリティの高さから、有名なミュージシャンも使っています。
- BUMP OF CHICKEN:藤原 基央
- サカナクション:山口 一郎
- チャットモンチー:橋本 絵莉子
- くるり:岸田 繁
- ACIDMAN:大木 伸夫
- the pillows:山中 さわお
- NUMBER GIRL:田渕 ひさ子
海外では、ラリー・カールトンなんかも使っています。
総合力で考えると、初めての歪み系エフェクターは【BOSS BD-2】がベスト
ここまで見てきてもらって分かるとおり、【BOSS BD-2】には特筆すべき欠点がないんですよね。
しいて言うなら、高音域が少しモゴモゴするくらい。
でも、まぁアンプのトーンでカバーできますしね。
「出せる歪みの幅が広く、値段が安く、操作も簡単、プロも使用」
まさに、初心者にうってつけの歪み系エフェクターなわけです。
気になる方は是非買ってみてください。
↓↓日本最大の楽器店「石橋楽器」でも取り扱いがあります。↓↓

最後に:BD-2の弱点「高音」を克服した【BOSS BD-2w】
【BOSS BD-2】は長年の人気モデルでありつつ、一定層の人は上でも述べた「高音のモゴモゴ感」に不満を持っていました。
これを解消するべく、新装版として【BD-2w】というモデルも発売されています。
単に音の抜けが良くなっただけでなく、歪みのモードが選べたり、応用の幅がさらに広がりました。
が、正直高い。
個人的には、初めて買うのであれば【BD-2】で問題ないと感じる今日この頃です。
Twitterフォローしてね!!!
有益な無益をつぶやくよ↓↓↓
にょけん