こんにちは、自己都合退職したにょけんです。
こんなお悩みに答えます。
本記事では、僕が退職して実際に経験した確定拠出年金の手続きや、「J-PEC(=確定拠出年金の専業会社)」からもらった資料の内容をまとめました。
とりあえずポイントは2つです。
- 退職から6ヶ月以内に手続きが必要!
- 退職後の立場によって手続きが変わる!
詳しく書いていきますね。
ちなみに、退職後にやること一覧を以下にまとめていますので、合わせてご確認ください↓
60歳前に退職した場合は、6ヶ月以内に確定拠出年金を移管する必要がある!
あなたが企業型の確定拠出年金に加入していて、かつ60歳前に退職した場合、今まで積み立ててきた資産を移換する必要があります。
そもそも企業型確定拠出年金っていうのは、勤め先が毎月あなたのお給料からいくらか年金に積み立てていて、運用方法は従業員個人に任せるという仕組みなんですね?
退職すると当然お給料が出ないので、あなたは企業型の確定拠出年金から脱退させられるわけです。
そのため、今まで積み立てていた分について、6ヶ月以内に自分で移換手続きを行わないといけません。
なお、年金は60歳になるまで引き出せないので、基本的に移換する以外の手立てはありません。
6ヶ月以内に手続きしないと、積み立てていた分は現金化され「国民年金基金連合会」にて管理されます。
「自動で管理してくれてラッキーじゃん!」と思うかもしれませんが、デメリットまみれなので気をつけましょう
- 再び確定拠出年金に移管するときに手数料がかかる
- 管理手数料が毎月かかる
- 管理しておくだけで運用はできないため、年金資産が増えない
- 管理中は確定拠出年金の加入期間にカウントされないので、年金受け取りが60歳より遅くなる可能性あり
行うべき手続きは、退職後のあなたの立場によって変わる!
手続きを6ヶ月以内に行うべきと先述しましたが、「具体的に何すればいいの…?」って話ですよね。
これには2パターンありまして、「個人型の確定拠出年金に変える」or「転職先の企業型確定拠出年金に加入する」のいずれかです。
どちらを行うべきかは、あなたの退職後の立場によって以下のように変わります。
退職後の立場 | 確定拠出年金のパターン |
会社員になる | 転職先に準ずる(※1) |
自営業者になる | 個人型 |
公務員になる | 個人型 |
専業主婦(※2)になる | 個人型 |
※1 転職先に企業型の確定拠出年金制度がある場合は、それに加入。ない場合は、個人型に加入。(企業型と個人型の平行加入も可能)
※2 企業の従業員・公務員に扶養されている配偶者
まとめると、転職先に企業型の制度があればそちらに入り、それ以外の場合は個人型に移換するということですね。
個人型への移換手続きは、J-PECコールセンターに電話するとあなたに適したプランを詳しく教えてくれます。
退職者専用ダイアル:03-3516-8728
退職後に行うべき確定拠出年金の手続きまとめ
まとめます。
退職後の企業型確定拠出年金については…
- 退職から6ヶ月以内に手続きが必要!
- 退職後の立場によって手続きが変わる!
退職後6ヶ月以内に手続きしないと、デメリットだらけの「自動移換」が行われてしまう!
また、手続きは「個人型の確定拠出年金に変える」or「転職先の企業型確定拠出年金に加入する」のいずれか。
どちらを行うべきかは、退職後の立場で変わる。
退職後の立場 | 確定拠出年金のパターン |
会社員になる | 転職先に準ずる(※1) |
自営業者になる | 個人型 |
公務員になる | 個人型 |
専業主婦(※2)になる | 個人型 |
※1 転職先に企業型の確定拠出年金制度がある場合は、それに加入。ない場合は、個人型に加入。(企業型と個人型の平行加入も可能)
※2 企業の従業員・公務員に扶養されている配偶者
また、困ったら、J-PECコールセンターに電話するのもおすすめです。
状況を伝えれば、あなたに適したサポートを行ってくれますよ。
退職者専用ダイアル:03-3516-8728
また、退職後は他にもいろんな手続きが必要ですが、ありすぎてよくわかんないですよね…
ってわけで、以下の記事で一覧にまとめました。
よろしければ、ご覧ください。
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