Mr.Childrenの”himawari”、歌詞がすごすぎるから解説する

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こんにちは、音楽漬け人間にょけん(@nyoken_box)です。

Mr.ChildrenといえばTomorrow never knowsなオジサマ

Mr.ChildrenといえばHANABIなヤングマン

耳をかっぽじって聞きたまへ。

Mr.Childrenといえば、himawariだ。

そんな時代が、来ている。

もはや、Mr.himawari

「ミスチルのチルってなんだろうね?」

こんな会話を女子高生がする日も近い。

 

himawariの歌詞がヤバい

歌詞。

洋楽大好きマンとして、「歌詞はおまけ」みたいなところがある。

気絶するほど歌詞がいいなと思うアーティストは、スピッツ、バンプ、シロップくらいだ。

次いで、チャットモンチー。

正直、ミスヒマ(Mr.himawari)の歌詞はあまり好きではない。

説明文を読んでいるような感じがして、歌詞として見えないことが多いからだ。

ただ、ときどき信じられないくらい良い歌詞を書いてくる。

マックのポテトを食べているとき、奇跡の揚がり具合とカリカリ度を誇る1本が現れることがあるだろう。

有象無象の中で輝く黄金のポテト。

himawariが、まさにそれだ。

potetoなのだ。

出だし「優しさの死に化粧」の威力

歌に入った一発目から、とんでもない比喩を用いた歌詞が飛び出す。

優しさの死に化粧で

笑ってるように見せてる

「優しさの死に化粧」

天才だ。

「死に化粧」は、葬式のときに死んだ人に施す化粧。

天国へ送り出す際に、キレイにしてあげようという主旨だ。

死に化粧を葬式以外のタイミングで使うなんて、本来ありえない。

そのありえないをやってしまうのが、桜井和寿KazutoshiSakurai

「本当は死んでいるほどツラいのに、君は優しいから無理して取り繕っている」

これを「優しさの死に化粧」というたった8文字で表している。

僕もブログなんぞをやっているから、言いたいことを簡潔に伝える難しさが分かる。

ありえないセンス。

キャリア約30年で、まだこんな歌詞を生み出せるかね。

恐るべし桜井ライブラリー。

 

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2番出だし「想い出の角砂糖」の広がり

まずは2番Aメロの歌詞を見てほしい。

想い出の角砂糖を

涙が溶かしちゃわぬように

僕の命と共に尽きるように

ちょっとずつ舐めて生きるから

比喩がすぎる。すごすぎる。

フット後藤も耳キーンなる例え。

「想い出の角砂糖」

キーは「角砂糖」というチョイス。

単に砂糖だとスティックシュガーのイメージになるだろう。

ただ、角砂糖とすることで想い出がギュッと凝縮されたイメージになる。

さらに、砂糖といえば溶かすモノだ。

溶かすといえば砂糖かギャンブルで稼いだ金。

それくらいに溶かすのが砂糖だ。

この特性を使わない手はないと言わんばかりに、「涙が溶かしちゃわぬように」とある。

エライ勢いで泣いた後、やけにスッキリした経験はないだろうか?

それはもう、尿意をガマンしまくった後に尿道から放つアーチのごとしだ。

「冨田が描く伸身の新月面は栄光への架橋だー!」

アテネオリンピックで生まれた名実況が頭の中でこだまする。

それくらいにスッキリするのが、ガマンした後の尿だ。

同じく涙を流すことも気持ちがスッキリする。

ただ、これでは同時に想い出が薄くなってしまう。

これを避けるべく、寿命に合わせて少しずつ舐めて味わおうというのだ。

もちろん、尿ではなく角砂糖の話。

もっと良い例えがあったはずだが、僕みたいな腐れ人間には尿しか浮かばなかった。

ミスヒマファンには、土下座して詫びる所存だ。

 

Cメロ〜大サビの対比表現

Cメロは僕、大サビは君を描いていて、これが見事な対比となっている。

ちょっと長いけど見てほしい。

Cメロ=僕

諦めること

妥協すること

誰かにあわせて生きること

考えてる風でいて

実はそんなに深く考えていやしないこと

思いを飲み込む美学と

自分を言いくるめて

実際は面倒臭いことから逃げるようにして

邪(よこしま)にただ生きている

僕に関しては、「弱い普通の人間である」という点が強調されている。

「そこまで卑下しますかね」ってくらいの勢い。

自虐の天才。

ただ、よく見ると普通に暮らす誰もに当てはまる事象のみが綴られている。

特に「思いを飲み込む美学と自分を言いくるめて」は秀逸だ。

「相手を傷つけないため」とか「円滑に」なんて言葉で、不都合なことを押し包める僕ら日本人を表している。

そして、大サビでは「僕と真逆の君」が描かれるのだ。

大サビ=君

だから

透き通るほど真っ直ぐに

明日へ漕ぎだす君をみて

眩しくて 綺麗で 苦しくなる

暗がりで咲いてるひまわり

嵐が去ったあとの陽だまり

そんな君に僕は恋してた

そんな君を僕は ずっと

まず最初に、Cメロで出てきた「邪(よこしま)」と対をなす「透き通る」「真っ直ぐ」が出てくる。

僕は邪な人間だから、君が眩しすぎて苦しいのだ。

陽の光を浴びると死ぬドラキュラのそれに近い。

そんな邪な腐れ外道カス根暗人間がはびこる暗がりで、君は唯一咲く”ひまわり”。

ちなみに、ここでジャケット写真をご覧いただこう。

まさにこの歌詞を象徴するグッドなジャケットだ。

さらに、君は「陽だまりである」とも言っている。

嵐が去った後は、風が雲を吹き飛ばすので穏やかな陽が差す。

いわゆる台風一過というやつだ。

嵐のようにメンブレする出来事が起きても、君は陽だまりのように温かく迎え入れる。

そんな比喩だ。

そして、ラスト。

「そんな君に僕は恋してた」のだ。

そう。「してた」

君はきっと死んでしまったのだろう。

過去形だけでこの事実を匂わせる天才の所業。

 

Mr.himawariをストリーミングで聞こう

ミスヒマの曲は、つい最近ストリーミングサービスで配信が始まった。

エルレ復活のニュースでかき消されてしまったが、僕からすれば「やっと…やっとだ!」という感じ。

AWAやSpotifyなどは再生しながら歌詞を見られるので、himawariを聴くのにうってつけだ。

各サービスとも無料体験期間があるので、ぜひいろいろ試していただきたい。

Mr.Childrenを各種ストリーミングサービスで聴こう!▼

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