邦楽ラバーの皆様、こんにちは。
洋楽も大好きにょけん(@nyoken_box)です。
洋楽聴こうぜ。人生楽しくなるから。
本日の主張は、これのみ。
「いやいや、洋楽とか意味わからんから。英語だし。[wp-svg-icons icon=”wondering” wrap=”i”]」
なんだと。許さん。洗脳してやる。
とはいえ、未知数のものに手を出すのは、確かに勇気がいりますね。
今回は、洋楽を聴かない人の意見に耳を傾けつつ、洋楽の素晴らしさをお伝えしていきます。
記事を読んだ後に、「そこまで言うなら聴いてみるか・・・」となってくれたら万々歳です!
Contents
洋楽を聴かない人の言い分は大体2つ
「なんで洋楽を聴かないんですか?」に対するアンサーは、次の2つがテンプレ。
- 歌詞(英語)が分からないから。
- サビが分からないから。
なるほど。
この2つを解決すれば、きっと洋楽を聴いてくれるはず。
洋楽を聴かない理由1:歌詞(英語)が分からん
おっしゃる通りです。
これはもう反論の余地なし。
いきなり負けました。
だって分かりませんもんね、英語。
「和訳見ればいいじゃん」って回答もありますが、これは問題解決になっていません。
和訳はあくまで加工物ですから。
和訳せず、英語のまま聴いて理解できないと、意味がないんですよ。
実際に英語圏に長期間住むなどしないと、ちょっと実現不可能です。
でも、1つ言わせてください。
「音楽=歌」じゃないですよ?
「歌」は音楽の一部です。「演奏」があって初めて音楽です。
さらに、「歌詞」なんて歌の中の一部分なんですよ。
声やメロディを含めて「歌」ですからね。
ですから、音楽全体のほんの一要素である「歌詞」が分からないだけで、洋楽をシャットアウトするの、ダメ絶対。
例えば、ビートルズの”yesterday”なんか、歌詞の意味は分からなくても、しっとりした気持ちになりますよね?
曲全体から哀愁を感じ取れるからです。
反対に、日本が世界に誇る名曲、坂本九さんの「上を向いて歩こう」
歌詞の意味じゃなく、歌メロと九ちゃんの声が世界に響いたわけですよ。
※海外での曲名は”Sukiyaki”=「すき焼き」です。
さらに、世界で人気の「きゃりーぱみゅぱみゅ」と「BABYMETAL」
海外の人、絶対歌詞の意味なんか理解してませんよ。
要は、僕が言いたいのは、「歌ではなくて音楽を聴きましょう」ってこと。
素晴らしいアーティストというのは、歌詞以外にも聴きどころ満載ですからね。
そんなわけで、歌詞なんかどうでもよくなる良曲をいくつかご紹介。
EXILE、三代目、清水翔太、加藤ミリヤあたりが好きな人向け
Avicii(アヴィーチー)
現代日本のダンスミュージックは、海外の「EDM」というジャンルの音楽を参考にしています。
そして、この「EDM」の最先端をひた走るのが、Avicii(アヴィーチー)
「エレクトロ・ダンス・ミュージック」の略称だよ!
要は、クラブなどでDJがかけるような、踊れる音楽の総称。
0:40~1:15までの圧倒的な歌唱力、その後の1:48に至る展開力。
EXILEなどのおしゃれダンスミュージックが好きな人には、いい感じに刺さるのでは?
ONE OK ROCK、サカナクション、Suchmosなど邦ロック好きな人
それぞれについて、記事を書いています。
ご一読あれ!
ミッシェル、ブランキー、ゆら帝など昔の邦ロックが好きな人
なんとこちらに関しても記事書いちゃっているんですね~。
仕事が早い。(ステマ)
こんな感じで、歌詞が分からなくても、それぞれの趣味志向に応じた洋楽は存在します。
てか、ぶっちゃけ邦楽でも歌詞がよいアーティストは限られていますからね。
音楽全体として考えたときに、そこまで大事な要素じゃないんですよ。
洋楽を聴かない理由2:サビが分からん
これに対しては1秒でぶった切ります。
洋楽にサビという概念はないからしょうがない。
洋楽は、イントロから曲が終わるまで、作り手が「良いじゃん!」って感じたものをぶち込んで作っています。
「サビ」に全力を注力して、他の部分は引き立て役としてフワッとさせる、日本の音楽の作り方とは根本から違うんですよ。
もちろん、洋楽でも「良いじゃん!」を詰め込んだ結果、引き立て役のメロディが出来上がることもありますが。
というかそもそも、「サビ」や「Aメロ」「Bメロ」などのパート分け概念は、日本固有のものです。
邦楽の大元を辿ると短歌に行き着きますが、これがパート分けの発想を生み出していると、僕は考えています。
短歌の特徴は、「5・7・5・7・7」という絶対的な制約。
この中で「情緒」や「恋愛感情」を表現しないといけないわけですから、当然歌の構成は似てきます。
前半の「5・7・5」で風景描写などを交えつつ、後半の「7・7」で本当に伝えたいことをバシッと決める。
お分かりですかね?
前半「5・7・5」が「Aメロ」「Bメロ」で、後半「7・7」が「サビ」というわけですよ。
はるか昔から、日本人は「歌=制約の中で作り上げる」という考えがあるため、「パート分けがない歌」を避ける傾向にあるんです。
もっと言うと、「歌は静かなメロディから徐々に盛り上がって、サビで爆発するものだ!」と決め付けています。
この考えを改めましょう。
「日本の曲構成と違うから」だけで批判するのは、あまりに早計です。
最近、ラーメンやそばを「ズズズッ」と音を立ててすするのが外国人には不快だ、とかいう話あるじゃないですか。
ヌードル・ハラスメント(ヌーハラ)とかいう名前まで付いているやつ。
あれ、めちゃくちゃムカつきません?
なぜかというと、こっちの文化に踏み込んでおいて、理解できないと頭ごなしに否定されているからですよね?
「サビが分からない」だけで洋楽を否定するのは、ヌーハラと同じようなものです。
「Aメロ」「Bメロ」「サビ」が分からなくても、曲全体で考えたときに、感動したり、カッコよかったりすれば良いんですよ。
というわけで、僕が洋楽にハマったきっかけでもある、全部がカッコいい曲を紹介しましょう。
Dakota/Stereophonics
イントロのギターフレーズの浮遊感が気持ちを高揚させる。
最初の歌メロから涙を誘うメロディライン。
歌も演奏も、どの部分を切り取ってもカッコいいです。
洋楽を聴けば、人生の楽しみが増える。
僕の永遠のテーマでもあるんですが、邦楽しか聴かない人にも洋楽を聴いてほしいんです。
理由は2つ。
1つは、洋楽の素晴らしさに気づけば、人生に彩りが増えるから。
洋楽の母数は、邦楽の何百倍もあります。
「邦楽=日本だけ」なのですから、当然ですよね。
移動中、寝る前、掃除中など、身の回りに流れる音楽に関して好物が増える。
そうなれば、日常の幸福度が必然的に増し、ちょっと得した気分になれます。
この幸せを、皆さんにも感じてほしいので、良い洋楽を紹介しているんですね~。
もう1つは、単純に僕がもっと音楽の話を幅広くしたいから。
これだけ。だって皆、全然音楽聴かないんだもん。
音楽好きの方、気軽にコメントもらえると嬉しいです。

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にょけん