こんにちは、音楽漬け人間にょけん(@nyoken_box)です。
今回は、今をときめく人気ガールズバンド「CHAI」のライブについて語ります。
結論から言うと、CDよりもライブの方が億倍かっこよくて満足度が高いです。
CHAIは「NEOかわいい」をバンドコンセプトに掲げるガールズバンド
バズリズムというテレビ番組で、2018年最もバズる(=話題になる)と評されたガールズバンドです。
つまり、今年かなりブレイクが期待される。
バンドコンセプトとして、「NEOかわいい」という造語を掲げています。
NEOかわいいの趣旨は、「一重まぶた・肥満体型とかのコンプレックスも、言い方を変えるとかわいいね」ということ。
例えばこんな感じ。
- 一重まぶた→クールアイ
- 肥満体型→ナチュラルクッション
では、実際にCHAIの動画を見てみましょうか。
NEOかわいい。
どうでしょう。
鮮やかなくらいにNEOかわいいですね。
というわけで、NEOかわいい自分たちがコンプレックスを乗り切る曲を発信することで、世間の女子たちに希望を与えています。
こんな曲を、こんな女の子たちが歌うなんてセコいですよね。
この1曲だけで、自己ブランディングを完全に成功させました。
CHAIのライブは「演奏力の高さ×MCの面白さ」で時間を忘れて楽しめる。
CHAIが「NEOかわいい」ことは伝わったと思いますが、僕が今回伝えたいのはライブの良さ。
NEOかわいいCHAIですが、ライブパフォーマンスは鬼かっこいいんです。
ライブでこそ感じられるCHAIの魅力を2つ熱弁していきます。
①演奏のキレがずば抜けている
まず、演奏技術が圧倒的に高いです。
特にドラムとベース。
僕が初めてCHAIを見たのはスピッツ主催のライブで、アウェイにも関わらず、ドラムとベースで客が全員身体動かしてました。
先ほどの曲「N.E.O.」を、生演奏の動画でご覧ください。
0:00〜0:35くらいまで楽器はドラムとベースだけなのですが、自然と首が前後に動きます。
鳩のごとし。
②MCが面白く、曲を盛り上げるフックにもなっている
MCが面白いのは、ライブに行く醍醐味の1つです。
やっぱりライブに行ったからには、ライブだけのお得感を味わいたいですよね?
CHAIは、演奏の満足度はもちろん、MCでオーディエンスを盛り上げる手法を熟知しています。
若いのにすごい。
ときにはオーディエンスも容赦なくディスって気持ちいいです。
僕が行ったライブの一例を紹介します。
なんか、ベースやらギターの音が鳴る。
CHAI「この音が鳴ったということは?CHAIのブーイングタイムだー!」
僕「?????」
CHAI「全員左手を挙げて親指を下に👎!そのままブー!と叫べ!」
僕「?????」
CHAI「まだまだ足りないぞー!ブーイングしろー!」
みんなやり出す。
僕「(とりあえず)ブー!!!」
まぁ「なぜブーイング?」という点を除けばこれくらいはありそうじゃないですか??
問題は次。
CHAI「おい。まだやってねぇ奴いんぞ。見えてんぞ。こういう時やんねぇ奴は大体ヒゲかオシャレメガネって決まってんだよ。」
会場爆笑。
テンションや煽り方が、完全にゆりやんれとりぃばぁです。
ついでに顔もなんか似てる。
これを言われたら、ヒゲもオシャレメガネもみんなブーイングを始めます。
会場全体がブーイングタイムに入った瞬間、「ぎゃらんぶー」という曲が始まります。
※ぎゃらんぶーの動画ありました。ブーイングタイムの終わり際からです。
ヒゲとオシャレメガネは大抵音楽に造詣が深いので、バンドにディスられても笑って許すのを分かり切った上での煽り。
誰も傷つけずに会場全体のボルテージを上げる手法は、見事としか言いようがないです。
CHAIのライブに行って後悔することはないと断言します。
CHAIのライブは、今まで経験したことのない興奮と幸福度を感じられます。
今くらいの知名度ならチケット代も安いと思うので、是非一度行ってみてください。
ちなみに音楽界・芸能界での評価も高く、以下の方たちがファンを公言しています。
- スピッツ
- ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル・ゴッチ
- サカナクションのボーカル・山口
- きゃりーぱみゅぱみゅ
- 吉岡里帆
皆様も「NEOかわいい」の魔力にやられちゃいましょう。
ライブの予習に、アルバム「PINK」だけは聴いておきましょう。
ちなみに、若手邦楽バンドでは、Suchmosとceroもライブパフォーマンスのカッコよさがエグいです。
こちらも記事にまとめてあるので、よろしければ見てください!
関連記事:「Suchmosが売れた理由が、STAY TUNEのコメント欄でわかった」
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にょけん
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