こんにちは、元酒造メーカー勤務にょけんです。


こんなお悩みに答えます。
3行でまとめると、
- 原料が大麦100%ならモルト、それ以外はグレーンかブレンデッド
- モルトは製造過程によって、さらに3種類に分けられる
- 原料だけでなく、産地によっても種類が分けられる
こんな感じ。
1つだけおさえてほしいのは、ウイスキーは「原料」と「産地」で種類分けできるということ。
コレを念頭に置いて、見ていきます。
Contents
原料によるウイスキーの違い

ウイスキーは、原料によって大別できます。
種類 | 原料 | 特徴 |
モルト | 大麦 | さらに3種類に分かれる |
グレーン | 大麦以外 | 基本的にブレンド用なので飲まない |
ブレンデッド | ー | モルトとグレーンを混和 |
あなたが日頃飲んでいるウイスキーは、基本的にモルトかブレンデッドです。
また、モルトウイスキーは、製造方法によってさらに細かい種類分けができますね。
- ピュアモルト…複数の蒸溜所のモルトウイスキーを使用
- シングルモルト…単一の蒸溜所のモルトウイスキーだけを使用
- シングルカスク…単一の樽のモルトウイスキーだけを使用
シングルモルトやシングルカスクは希少なため、高めの値段設定になります。
産地によるウイスキーの違い
ウイスキーは原料の他に、産地によっても5つに分類できます。
産地(国) | 主流のタイプ | 特徴 |
スコッチ (スコットランド) |
ブレンデッド | まろやかな風味 |
シングルモルト | ※蒸溜所ごとに味が異なる | |
アイリッシュ (アイルランド) |
ブレンデッド | 味は軽いが穀物の風味が爽快 |
アメリカン(アメリカ) | バーボン | トウモロコシ51%以上 |
ライ | ライ麦51%以上 | |
カナディアン (カナダ) |
ブレンデッド | 世界のウイスキーの中で最も軽い |
ジャパニーズ (日本) |
ブレンデッド | スコッチタイプだがより繊細な味 |
※スコッチシングルモルトの蒸溜所による違い
- スペイサイド…端麗で落ち着いた味
- ハイランド…香り高く爽快
- ローランド…マイルドでまったり
- アイラ…コクが強くて濃い
Amazonで買えるおすすめウイスキー

紹介した各種ウイスキーのうち、Amazonで手軽に買えるおすすめ商品を紹介します。
スコッチ(ブレンデッド)
「デュワーズ」
「安い・おいしい」のド定番。
どんな飲み方をしても合いますので、初めて買う方はコレが間違いなし。
スコッチ(シングルモルト)
「グレンフィデック」
シングルモルトなのでちょっと高めですが、味は最高です。
麦くさくなくて、少し洋梨の香りがするフルーティな味わい。
アイリッシュ(ブレンデッド)
「タラモア デュー」
とにかくコスパが良い。
「ウイスキー好きかも」と思ったら、お家に常備しとくと重宝します。
アメリカン(バーボン)
「ジムビーム」
みんな大好きジムビーム
ロックでも、ソーダで割ってハイボールにしてもOK
アメリカン(ライ)
「エズラブルックス」
他のに比べて、ちょっとスパイシーな味わいです。
上級者向きかもしれません。
カナディアン(ブレンデッド)
「クラウンローヤル」
個人的なイチオシ。
かなり軽くて、スッキリ飲めちゃいます。
意外と知られていないんですが、カナダのウイスキーは飲みやすくておすすめ。
ジャパニーズ(ブレンデッド)
「ブラックニッカ」
安心・安定のブラックニッカです。
口あたりはツンとしつつ、口に含むとまろやか。
ジャパニーズ(シングルモルト)
「宮城峡」
「山崎」「響」「白州」「余市」「竹鶴」などに隠れていますが、実はジャパニーズで1番おいしいと思います。
特に、ロックで飲むとめちゃ最高
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