冒頭3行で全て語る。スピッツ「仲良し」の歌詞がスゴすぎる。

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こんにちは、スピッツファンクラブ会員にょけん(@nyoken_box)です。

いきなりですが、スピッツの「仲良し」って曲を知っていますか?

※公式がないので、「どらむみっこさん」の動画をお借りします。

 

いわゆる隠れ人気曲なのですが、ちょっと歌詞が良すぎるんですよ。

隠れさせとくのはもったいないので、ファンクラブ会員代表として、世界に発信します。

特にヤバいのが、冒頭3行です。

見ていきましょう!

 

1番:Aメロ①「仲良し止まりの関係が嫌だ」

いつも仲良しでいいよねって言われて

でもどこかブルーになってた

あれは恋だった

ヤバい。

曲のテーマを3行に集約してます。

好きな女の子と仲良し止まりで、歯がゆかった男の子。

言いたいことはこれだけ。

国語の要約だったら満点。

もう旨味が詰まりまくり。

中国人が本気で作った餃子。

肉汁たっぷりヤケド必至。

で、何がスゴいって主語を全部省略してるとこ。

主語を補ってみましょう。

スピッツ「仲良し」(主語補ったバージョン)

「(僕と君は)いつも仲良しでいいよね」って(友達から)言われて、でもどこか(僕は)ブルーになってた。あれは恋だった。」

これらを明言することなく、聴き手に想像させます。

しかもサラッと過去形を使うことで、「昔の初恋を思い出している」なんてことまで考えさせてますね。

高度すぎるぜマサムネ。

 

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1番:Aメロ②「付き合いたいけど踏み出せない」

何度も口の中つぶやいてみた

かすかなイメージだけを追い求めてた

つぶやいた言葉はなんでしょう?

多分、「好きだ」などですね?

そして、かすかなイメージとは、「付き合っている姿」でしょう。

つまり、

 

「好きだ」と言いたいが、仲が良すぎて関係が壊れるのも嫌だ。

でも、付き合いたいという気持ちは溢れる。

 

これらも、歌詞中には一切明言されていません。

勝手に聴き手が想像するんですよ。

詩人すぎるぜマサムネ。

 

1番:サビ「時が過ぎた今も妄想は終わらない」

時はこぼれていくよ

ちゃちな夢の世界も

すぐに広がっていくよ

君は色褪せぬまま

悪ふざけで飛べたのさ

気のせいだと悟らずにいられたなら

ある変化に気づきましたか?

ヒントは語尾。

そうです。

「現在形」になっています。

「Aメロ=回想、サビ=現在」ですね。

では、現在は何を考えているのでしょうか?

  • 時がこぼれる

→時間がどんどん進んでいくこと。

  • ちゃちな夢の世界がすぐに広がる

→付き合えていたらという妄想が終わらない

はい、今でも付き合う姿を妄想していました。

ただ、サビ終わりに予想外のフレーズが。

「気のせいだと悟らずにいられたなら」

つまり、「君も僕を好きだろう」と感じていたのが、気のせいだったのですね。

切ない。

 

2番:Aメロ「やっぱり君に恋していた」

サンダル履きの足指に見とれた

小さな花咲かせた

あれは恋だった

マサムネの得意技「急に身近な現実を入れる」ですね。

「サンダル」「足指」という実体があるモノを放り込むことで、物語に現実感が加えられるんですよ。

絶妙なタイミングでの現実感IN

ただ、次の「小さな花咲かせた」では、また空想へ戻っています。

おそらく、花が咲いたのは「心の中」

足指を見て「やっぱり好きだ」と感じ、「心に花が咲いた=恋心が芽生えた」と言っていますね。

 

2番:サビ「妄想から抜け出した」

時はこぼれていくよ

ちゃちな夢の世界も

すぐに広がっていくよ

君は色褪せぬまま

雨上がりの切れ間から

差し込む陽の光たち 街を洗う

前半は1番と同じですね。

「付き合えたらなぁ」の妄想が広がリング。

後半は、気持ちを風景描写に重ねているパターンですね。

まず歌詞にある風景を頭に描きましょう。

雨が上がり、雲の切れ間から光のシャワーが差し、街全体を照らしています。

どうでしょう。

ジメッとした雨が止み、晴れやかな街の様子が浮かびませんか?

これを歌詞のストーリーと照らし合わせてみましょう。

つまり、「雨=付き合う妄想」を表していて、今は妄想から抜け出した。

こんなことを示しているのではないでしょうか?

余談ですが、「洗う」って言葉を雨ではなく光に使うあたりも、センスが爆発していますよね。

 

ラスト「過去の恋と訣別」

いつも仲良しでいいよねって言われて

でもどこかブルーになってた

あれは恋だった

冒頭3行に戻る神ワザ。

ただ、直前で妄想から抜け出しているので、ここでは恋を「過去のこと」として訣別できています。

にしても、ここで冒頭に戻るのは鳥肌ですね。

いやぁヤバい。

表現もストーリーも満点の歌詞です。

 

スピッツ「仲良し」歌詞のまとめ

簡単にまとめます。

「仲良し」歌詞まとめ

仲良し止まりの関係が嫌だ

→付き合いたいけど踏み出せない

→時が過ぎた今も妄想は終わらない

→やっぱり君に恋してた

→妄想から抜け出した

→過去の恋と訣別

2分50秒と非常に短い曲ですが、中身が濃すぎますね。

裕福なご家庭のカルピスくらい濃い。

ぜひ聴いてみてください。

他にもスピッツの歌詞について触れていますので、良かったら見てください。

なお、シングル曲だけですが、スピッツはストリーミング配信もされています。

ストリーミングは超絶オススメなので、興味があればご覧ください!

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