こんにちは、スピッツファンクラブ会員にょけんです。
「スピッツ×冬」って意外と相性がいいの知っていますか?
春のイメージが強いスピッツですが、あの切ない歌声は冬に聴くと沁みるんです。
てことで、冬に聴きたいスピッツの歌を、ファンクラブ会員が10曲厳選してみました。
①雪風
1番分かりやすい冬ソングですね。
粉雪でも吹雪でもなく「雪風」ってあたり、メルヘンBOYマサムネのセンス炸裂です。
出だしの歌詞からシビレます。
まばゆい白い世界は続いてた
また今日も巻き戻しの海をエイになって泳ぐ
「過去に帰りたい」っていう気持ちを、「巻き戻しの海をエイになって泳ぐ」ですよ?
詩集出しましょう。
②スカーレット
サビの歌詞から冬ソングと分かります。
離さない このまま時が流れても
ひとつだけ 小さな赤い灯を
守り続けていくよ
喜び 悲しみ 心ゆがめても
寒がりな二人を暖めて
スカーレットは「朱色」ですね。
これを「小さな赤い灯」なんて言っちゃうところが、メルヘンBOYマサムネ(2回目)
「寒がりな二人」っていう言葉だけで、寄り添うカップルの姿を浮かばせるのも天才的です。
③サンシャイン
めちゃめちゃ夏っぽい名前の冬ソング。
マサムネはサンシャインについて、ネガティヴさではなく「美しさ」を封じ込めていると言っていました。
WANIMAが「サンシャイン」って曲出したらアホほど暑苦しい太陽を想像しますが、マサムネのサンシャインは美しいんです。
特に美しい一節がコチラ
すりガラスの窓を あけた時に
よみがえる埃の粒たちを
動かずに見ていたい
窓をあけて埃がフワッと舞う様子を叙情的に表せます、普通?
詩人ですね〜。
④スターゲイザー
綺麗に星が見える冬にこそ、聴きたい曲ですね。
あいのりの主題歌で、マサムネは「告白の返事を待つ間の一晩」をテーマに歌詞を書きました。
ひとりぼっちがせつない夜
星を探してる
明日 君がいなきゃ 困る 困る
Aメロのここ、キュンキュンしちゃいます。
「明日君からの返事がOKじゃなかったら困っちゃうよ〜」って感じですかね?
カワEかよ。
最近は車のCMにも使われたので、ドライブにもオススメしたいです。
⑤魚
イメージは「深い青」(僕の中では)
冷たい海の中を1匹の魚が泳いでいます。(僕の中では)
ギター・キーボードの音が世界観を演出しているCoolな曲。
ちなみに、「スピッツでタイトル1文字の曲は名曲説」ってのがあります。
⑥エスカルゴ
ここらでロックなやつを1曲。
枯葉舞い 恋の雨が降る
よれながら加速していくよ
ハニー 君に届きたい
もう少しで道からそれてく
何も迷わない 追いかける
ざらざらの世界へ
「枯葉舞い」ってワードから、冬が連想できます。
「よれながら加速」した結果、「道からそれそう」だけど、「君に届きたい」から「何も迷わずに追いかけて」、道から外れた「ざらざらの世界」に入ったわけですね。
で、この曲の主人公は鈍足代表「エスカルゴ(かたつむり)」
つまり、超ノロマだけど頑張って追いかけているわけです。
ヤバあ…
⑦君が思い出になる前に
あまりにも有名なサビ。
君が思い出になる前に
もう一度笑ってみせて
冷たい風に吹かれながら
虹のように今日は逃げないで
風が冷たい冬に聴くと、昔の恋が思い出されます(しみじみ)
実は、マサムネが初めて「売れ線」をゴリゴリに意識した曲でもありますね。
発売当初は対してヒットしませんでしたが、後から評価されるようになりました。
⑧ほのほ
歌詞がやべえので、1番まるまるどうぞ。
みぞれに打たれて 命とがらせて
煤けた街で 探し続けた
崩れそうな橋を 息止めて渡り
「気のせい」の先に 見つけたものは…今君だけのために 赤い火になる
君を暖めたい
言葉にすれば 無様なことも
嘘じゃなくなるまで ずっと
みぞれに打たれるほどの厳しい寒さの中、君だけの赤い火になるんですよ?
かっけえ!言ってみてえ!
なお、僕は冷え性です(致命的)
⑨ただ春を待つ
春を待っている冬ソングです。
ただ春を待つのは楽しくも哀しく
サビの一節なんですが、俳句を極めたおじいちゃんみたいな心情ですね。
ただ、Cメロの歌詞に注目。
雪解けの上で
黄色い鐘の音が
密かに響く
スピッツには珍しく、前向きな表現が出ています。
なんとなく「暖かい冬の日」がイメージできますね。
⑩さわって、変わって
ラストはスピッツらしいロックな曲で。
さわって 変わって
愛も花もない夜を超えて
さわって 変わって
春が忍び寄ってくる心地
優しい風 二人を包め
春が忍び寄っているので、冬とわかります。
でも、続く歌詞が意外。
マサムネは風を「冷たい」で形容することが多いんですが、珍しく「優しい風」と言っています。
さわれば気持ちが暖かくなり、厳しい風も柔らかく感じるってことでしょうか。
遠回しすぎるけど、そんなマサムネの歌詞が大好きだゾ!
スピッツ冬の歌・冬ソングまとめ
まとめます。
- 雪風
- スカーレット
- サンシャイン
- スターゲイザー
- 魚
- エスカルゴ
- 君が思い出になるために
- ほのほ
- ただ春を待つ
- さわって、変わって
スピッツは「チェリー」「ロビンソン」「春の歌」など、春歌イメージが強いですが、冬ソングもなかなかオツですよ。
ぜひ聴いてみてください。
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