歌ものを作曲したいなら、スピッツ「涙がキラリ☆」を聴け

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こんにちは、作曲偏差値5億のにょけん(@nyoken_box)です。

歌もの作曲してえなあ〜〜〜

こんなとき、ありませんか?

そんなあなたに、スピッツの「涙がキラリ☆」をおすすめしちゃう。

実はこの曲、歌もの作曲初心者にとって最高の教材なんですよ。

 

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売れる歌もの鉄板!サビ全力投球型

Aメロ・Bメロを抑えて、サビで一気に盛り上げるタイプの曲です。

最近サビがない曲もありますが、まだまだサビで曲の良し悪しを判断する人は多いです。

ですから、サビで跳ね上げるためのギャップとして、Aメロ・Bメロを控えめに作る手法は今も有効なんですね。

で、これって作曲初心者でも非常に作りやすいんですよ。

とにかくサビに力を入れれば良いので。

実際、「涙がキラリ☆」といえば、大抵みんなサビの「同じ涙がキラリ〜」を思い浮かべるでしょう?

AメロやBメロってあんまり印象なくないですか?

そういうことです。

 

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Aメロは単調に

「涙がキラリ☆」のAメロは単調です。

音階を見てみましょう。

めざめてすぐのこ う も り が
ララララララララ ソ# ソ# ソ# レ

 

とびはじめる ゆう ぐ れ に
ソソソソソソ ラ ソ ファ# ファ#

これを2回繰り返して、Aメロは終了。

使っている音が5つしかないし、音程の上下も少ないです。

涙がキラリ☆Aメロ
  • 音数→「ファ#・ソ・ソ#・ラ・レ」の5つ
  • 音域→「最低音ファ#、最高音レ」の8音

 

ちなみに、「チェリー」のAメロはというと…

チェリーAメロ
  • 音数→「ド・レ・ミ(低)・ファ・ソ(低)・ラ・シ・ミ(高)・ソ(高)」の9つ
  • 音域→「最低音ド、最高音ソ(高)」の15音

「涙がキラリ☆」のAメロが、いかにシンプルか分かります。

 

Aメロ以外の音を使いつつ、サビへの橋渡しをするBメロ

Bメロも大きくメロディが動いたりはしませんが、音を段々と高くして盛り上げ、サビへの橋渡しをしています。

一般的な邦楽によく使われる手法ですね。

ただ、「涙がキラリ☆」では、面白い点が1つあります。

Bメロにおいて、Aメロで使用した音階をほぼ使っていないんですよ。

具体的に示しますね。

 

  き  み  の  き  お  く  の  か  たすみに
ド#ド#ド#ド#ド#ド#ド#ド# レレレレ

 

いすわることをいま  き  め  た  か  ら
レレレミミミミミレド#ド#ド#ド#ド#

 

  よ  わ  き  な  ま  ま  の  ま なざしで
ド#ド#ド#ド#ド#ド#ド#ド# レレレレ

 

よがあけるまでみつ  め     て      い    るよ
レレレミミミミミミファ#ファ#ファ#ソミ

涙がキラリ☆Bメロ
  • 音数→「ド#・レ・ミ・ファ#・ソ」の5つ
  • 音域→「最低音ド#、最高音ソ」の6音

なんと、 Aメロ最高音の「レ」以外は、全て新たに登場した音階です。

Aメロはとことん低く、Bメロは高く。

AメロとBメロの総計で見た際に、大きくメロディが動いているのです。

マサムネマジック。

 

音程が激しく上下するサビ

溜めてきたものを放出するように、サビでメロディラインが暴れまくります。

 お     なじな   み    だが   き     ら   り
ファ# ソラソ ファ# レミ ファ# ソ ファ#

 

   お   れが てん   し     だっ  たなら
ファ#ソラ   ソ   ファ#    シ  シレド#

 

   ほ   しを まっ   て    いる   ふ   た   り
ファ#ソラ   ソ  ファ# レミ ファ#ソファ#

 

   せ   つなさ   に   きゅっ とな  る
ファ#ソラソファ#    シ     シレド#

 

ここ   ろ と こ   こ    ろを    つ    ない   で    る
レミ ド# レミ ファ# レミ ファ# ソミ ファ# シ

かすかな   ひ かり
シソミレ ド# レレ

涙がキラリ☆サビ
  • 音数→「シ(低)・ド#・レ・ミ・ファ#・ソ・ラ・シ(高)」の8音
  • 音域→「最低音シ(低)、最高音シ(高)」の12音

1オクターブしっかり動いています。

さらに注目が、同じ音を連続させていないこと。

Aメロ・Bメロは、1つの音階を連続させていたため、単調なメロディでした。

しかし、サビでは同じ音が2回続くことがなく、常にメロディが動いています。

Aメロ・Bメロでエンジンを温めて、サビで爆走する快感。

良質なポップソングのお手本です。

 

1ブロックを8小節で統一する

「涙がキラリ☆」では、Aメロ・Bメロ・サビの全てにおいて、長さが8小節で統一されています。

歌もので陥りがちな罠が、あれこれ詰め込んで曲が必要以上に長くなってしまうパターン。

人間って、こらえ性が全然ないので、すぐに飽きちゃいます。

ですから、1ブロックの長さを短くすることを心がけましょう。

これ、意外と見落としがちで、曲が最後まで聴いてもらえない原因でもあります。

 

まとめ

「涙がキラリ☆」は歌ものを作曲する上での参考書になります。

涙がキラリ☆まとめ
  1. Aメロ:単調なメロディラインでタメを作る
  2. Bメロ;だんだんと音を高くしてサビへ橋渡しする
  3. サビ:メロディを上下に激しく動かして爆走する

さらに意識すると良いのが、以下の2点。

涙がキラリ☆特徴
  • Aメロ・Bメロでなるべく同じ音を使わない
  • 1ブロックの長さを短く(8小節程度)まとめる

定番の手法を使いつつ、一工夫を必ず加える。

マサムネマジック。(2回目)

作曲する際は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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